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2018-08-22

このまま死んでも大丈夫

サワディカー
高橋久美子です。

3年半前から、
「手放す」をテーマに、

家財道具一式を処分して、

グローバル・ホームレスになりました。

スーツケース1個だけになった時は、
ずいぶんスッキリした気分になりました。

ところが、
年月が経つうちに、さらに荷物が減っていき、

今ではバックパック1個だけになりました。

家財一式を背中に背負って、
いろんな国を回っていると、

なんというか、
「万が一、このまま死んでも大丈夫」
という感じがします。

もちろん、
やりたい事がたくさんあるので、

まだまだ死ぬつもりはないです。

でも、
人間関係も生活もシンプルで、
持ち物もこれだけ。

ごちゃごちゃした、
めんどくさい心配ごとがありません。

「これが私の全部」という荷物を、
背中に背負って歩いていると、

なんだか、自分の人生を、
まるごと背負って歩いている気分になります。

一歩一歩、

ずしっ、ずしっと背中に感じる重みや、
足の裏に踏みしめる地面の感覚が、

「あー、生きてる感じ!」と、

愛おしく、
ありがたい気持ちが、
あふれてくることがあります。

今日、ある人から、

「どんなふうに人生の最期を迎えたいですか?」

という質問を受けました。

私は、どこかの国を旅している途中で、
うっかり、あっさり、死ぬのがいいかな。

発見もされないような場所で、
ニュースにもならない。

私の親しい人たちも、

「あれー?そういえば、最近、連絡こないなぁ」

「どっか、ワイファイが通じない所にでも行ってるのかな?」

「ま、そのうちひょっこり帰って来るでしょ」

と、死んだ事も知らないような、
そんな最期が理想です。

それでは、
コップンカー!

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