収入源
サワディカー
高橋久美子です。
先日から、私のFacebookで、
タイの農村部の様子を投稿しています。
ニワトリや、牛やヤギの写真とか、
ニワトリを子供たちがシメるとか、
日本の昭和(というか戦後)感満載の様子に、
ひょっとしたら、
「東南アジアの農村部は、
のどかで自然が素晴らしいけど、
遅れていて、貧しいイメージ」
を、持つ人もいるかもしれません。
ところが、
昭和の日本とは、
決定的に違うことがあるのです。
それは、「収入源」です。
ここではみんな、
動物を育てて売ったり、
農作物を売って生計を立てているのか?
というと、それだけではありません。
例えば、若いママは、
洋服を仕入れてネットで販売しています。
あ、ちなみにニワトリの販売も、
Facebookを使って直接販売しています。
他にも、
化粧品の販売や、
カエルの飼育ノウハウの動画販売まで、
ネットを使ってビジネスをしている人は、
意外に多いです。
農村部は、確かに都心部に比べて、
勤務先がありません。
でも、その分、時間はある。
じっくりネットビジネスに
取り組む時間がとれるわけです。
ネット環境は、都心部と変わりません。
電気やガス、水道が、
通っていない地域でも、
ワイファイだけは意外にバッチリつながります。
そんな理由から、
農村部の若者たちのほうが、
ネットを使ったビジネスをしている割合が
多いような気がします。
実際、私が今、滞在している場所で会った、
10代後半~30代の若者は、
全員が、ネットで、
何かしらのビジネスをしていましたから。
たくましくて、お金儲けにも貪欲。
日本人と違って「販売」に対しての抵抗がありません。
さらには、
「汗水たらして得たお金こそが尊い」という
刷り込みもありません。
早く労働から解放されたいと思っているので、
とにかく、
できるだけ「不労所得」を得たいと考えています。
私が
「前に来たときに比べて、
ニワトリがすごく増えたね!」と言ったら、
「ニワトリも効率がいいけど、
カエルが一番効率が良い。
短期間で何倍にも増えて、お金になる」と、
教えてくれました。
効率で考えてるところが、すごいですよね。
さらには、
「日本人はコンドミニアムが好きだけど、
あれは損することもあるよね。
ニワトリやカエルは損しないよ」と、
笑って言われてしまいました。
返す言葉がありません。
タイの税務署が把握していないだけで、
実は、けっこう農村地域の収入って
高いのかもしれません。
もし、彼らと我々が、
まったく同じ環境の中で勝負するとしたら、
「ネットの知識」
「英語力」
「体力」
「精神力」
「生きる知恵」
「生命力」
「環境適応力」など、
どれをとっても、
彼らに勝てないのではないか、
と、真剣に思います。
彼らを見習って、
たくましく生きていきたい、
と思った次第です。
それでは、
コップンカー。
高橋久美子
追伸・・・
次回の全国ツアー日程はこちら
→ http://nikkeisangyou.com/mbs2018/
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