相談

サワディカー

高橋久美子です。

あなたは、
日々、いろいろなことを決断していることと思います。

ほとんどの事は、
自分ひとりで決断することが多いと思いますが、

中には、誰かに相談することもあるかもしれません。

実は、この「相談の仕方」が、
間違っていると、

なかなか目指すゴールにたどり着けません。

ですから、今日は「相談」について、
話をしたいと思います。

相談する時に、大事なポイントは２つあります。

ひとつは、
「誰に相談するのか？」
ということです。

もちろん、
あなたが目指すゴールにたどり着く方法を、
知っている人に聞くのが一番いいわけです。

ところが、
ゴールにたどり着く方法を知らない「身近な人」に、
相談してしまうケースが多いです。

しかも、
相談する相手を間違えているだけではなくて、

「相談の仕方」も、間違えてしまっているケースが、
とても多いです。

「相談の仕方」
これが、２つめのポイントです。

実際にあった例で、解説しますが、
実は、よくよく聞くと、けっこう多くの人が、
同じ間違いをしてしまっているようです。

先日、私の知人が、

ある海外セミナーへの参加について、
「奥さんに相談したら反対された」のだそうです。

「海外セミナー」というものが、
奥さんにとっては「未知のもの」だったので、

まずは、
相談する相手を間違えた、と言えると思います。

ところが、
それ以上に、
「相談の仕方」を間違えていました。

彼と奥さんの会話は、こんな感じだったそうです。

 

彼「海外セミナーに行きたいんだけど、行っていい？」

奥さん「いつ？いくら？」

彼「〇月〇日から〇日間。金額は〇〇円」

奥さん「はぁ？ダメに決まってんじゃん」

 

ありがちな会話ですが、
何が間違っているのでしょうか。

彼は、奥さんに、
「目的」を伝えていないのです。

よく聞いてみたところ、
彼が出たい海外セミナーは、

「パートナーシップを学び、
奥さんともっと仲良くなって、
２人で幸せな人生を歩くためのセミナー」

なんだそうです。

なぜ、そのセミナーに出たいのか？

「奥さんと、もっと仲良くなりたいから」

「２人で幸せな人生を歩きたから」

「そして、その方法を知れる有益なセミナーだから」

これが、
そのセミナーに参加したい目的と理由だったわけです。

彼「海外セミナーに行きたいんだけど、行っていい？」

では、彼が奥さんと仲良くしたいという思いも、
まったく伝わっていないわけです。

目的を先に伝えていたら、
ひょっとしたら奥さんからは、

「あら、そのセミナーに出なくても、
こうして仲良くなろうよ」という、

もっといい解決策が出てきたかもしれません。

目的がわからなければ、

「いつ？いくら？」と、
日にちや金額、つまりは「条件」ばかりが、
気になってしまうわけですね。

このように、
誰かに相談するときは、

その「目的」を、先に伝えないと、
間違った答えが出てきてしまいます。

さらには、

実は、
自分で何かを決めるときにも、

同じように、
「自分への問いかけ」を、
間違えてしまうことがあります。

「目的」よりも、

「都合」や「お財布の中身」、
あるいは「恐怖（チャレンジに付随する恐怖）」に、

重点を置いて、
決断を下してしまうことがあるわけです。

「目指す目的」だけにフォーカスして決断していたら、
とっくに、そこにたどり着いているはずなのに、

「目指すぞ！がんばるぞ！」と言いながら、

なぜか、決断のときには、
別の条件によって選択してしまう。

そんな人が、
実はけっこう多いのです。

３歩進んで、３歩下がる・・・
みたいな感じです。

もちろん、
自分が「それを達成したことがない」ことの場合は、

そもそもが、
自問しても適切な答えが出る可能性が低いです。

そんな時は、
既に達成している人に相談するか、

または、
その人の選択基準をマネするのがいいですね。

相談のポイント、
・既にそれを達成している人に聞く、
または、その人の選択基準をマネる。

・相談相手には、
それをしたい「目的」を伝える。

この相談のポイントをおさえるだけで、
ゴールにたどり着く時間が圧倒的に早くなります。

ぜひ、覚えておいてくださいね。

それでは、
サワディ・カー

高橋久美子

 

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