そもそも、本当に変わらないとダメなの？

サワディ・カー

業界特化コンサル起業サポートの、
高橋久美子です。

例えばオリンピック選手や、
メジャーリーガーたちは、

「人は変われる！」

そんな力強いメッセージを
私たちに発信してくれます。

彼らが努力し、挫折してもなお、
折れずにひたむきにがんばって、

栄光を手にする姿・・・
ドラマチックでとても感動的です。

「すごい！私も変われるかも！」と、

やる気満々になります。

 

・・・一晩くらいは。

でも、明日目覚めたときには、
「一般人」に逆戻り。

開き直るわけじゃないですが、
私は、そんなに意志が強くありません。

というか、そんなに意志が強かったら、
私もオリンピックに行ってたかもしれません。

９９％の人が、
「変われない」「意志が弱い」

だからこそ、残りの１％の人が、

オリンピックで金メダルを獲ったり、
メジャーリーガーになったり、

世界に名を馳せる
大企業になったりしているわけです。

「天才はいない、僕は努力し続けただけですよ」

なんて、謙虚な感じで言われても、

いやいや、
その「努力し続ける才能」こそが、
あなたが天才たるゆえんでしょー、と、

突っ込みたくなってしまいます。

オリンピック選手に、メジャーリーガー、

同じ生き物とは思えない、
美しい女優さんたち、

彼らの元々のポテンシャルが、

自分と同じだとは、
どうしても思えないのですが、

・・・そう思うのって、私だけ？

すごい人たちの成功法則は、
確かに、反論しようのない「正論」です。

でも、私の心の奥の方から、こんな声が聞こえてきます。

「いやー、すごいよねー。

でも、それができたら、苦労しないよ…」

開き直るわけじゃないけど、

そもそも、人は、
「変わらないように」できています。

我々の身体には、
ホメオスタシス（恒常性維持機能）という
生命維持のための本能が備わっています。

たとえば、皮膚の表面に傷がついても、
自然に修復する機能。

寒い場所に行ったら、毛穴をキュっと縮めて
体温を下げないようにする機能。

反対に、暑い場所に行ったときは、
毛穴を開いて汗を出し、体温を下げようとする機能。

暗闇を恐怖に感じる機能まで、
これらは全て、

「自分の命を守るために備わっている、防衛本能」です。

重要なことなので、もう一度繰り返します。

これは、

「命を守るために備わっている、防衛本能」です。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～

 

一方、私たちの「変わらなきゃ」という気持ち、

これは、

単なる「意志」です。

ちょっと、冷静に考えてみて下さい。

 

「命を守るための本能」ＶＳ「意志の力」

 

いったい、どちらが強いでしょうか・・・？

 

生命維持のために備わっている『本能』を相手に、
『意志』の力で勝とうとしているなんて、

冷静に考えてみると、

けっこう、
無謀な戦いを挑んでいるような気がしませんか？

「変わりたい」、なのに「変われない」

私って、意志が弱いのかな・・・？

私って、ダメなのかな・・・？

ひょっとしたら、そんなふうに、
なかなか変われない自分を悲観して、

落ち込んでいた人もいるかもしれません。

でも、冷静に考えたら、

それは人として
きわめて「正常」なことではないでしょうか。

オリンピック選手みたいに、
意志がすごく強い人なら、
彼らと同じ成功法則が当てはまるかもしれません。

でも、普通の人が、
その成功法則を真似しようとすると、

当然ですが、かなり難易度が高いわけです。

１％の天才の成功法則を学び、
優秀すぎる人のマネをしようとして、

その結果、うまくいかずに

「なんで私はできないんだろう・・・」と、

劣等感を感じる日々を過ごしている人が
多いような気がします。

ひょっとしたら、
あなたも、その１人かもしれません。

 

そもそも・・・

そもそもですよ、

あなたは、
本当に変わらないといけないのでしょうか？

ここで一緒に、
あなたさんの今までの人生を

少しだけ振り返ってみましょう。

思い出してみて下さい。

今までの人生で、
一番悔しかったのは、どんな時ですか？

誰にも分かってもらえなくて、
ひとりで泣いた夜はありますか？

もう限界！と思っても、まだ、
ガマンしてがんばったこともありますか？

いいえ、
過去を振り返る必要もないかもしれません。

もしかしたら、今のあなただって、

毎日、十分に
がんばりすぎているのではないですか？

今だって、
こんな長い文章を読んでくれています。

この文章って、
「儲かりますよー」っていう話でもないし、

おもしろおかしい話でもない。

自分で言うものなんですが、
こんな、つまんない長文、

自分の未来に真剣に向き合っている人しか、
読まないと思うんですよ。

今まで、がんばってきたあなた、

そして今も、こんなに真剣に、
自分の将来のために時間を使っているあなた。

ちょっと、客観的に、
自分のことを見てあげて下さい。

こんなにちゃんと生きているこの人は、

変わる必要がありますか？

こんなにがんばっているのに、

いったいなぜ、
変わらなきゃダメなのでしょうか。

変わる必要なんて、ないですよ。

あなたは、そのままで、
もう十分に素晴らしいじゃないですか。

そんなにがんばってきたあなたを捨てて、

新しいあなたに
生まれ変わらなくちゃいけない理由があるでしょうか。

十分にがんばっていることを、
自分自身で認めてあげてはいかがでしょうか。

「変わらなきゃ」

もしかしたら、あなたは、
そう、思い込まされてきただけかもしれません。

 

近所の書店に足を運んでみて下さい。

「人を引き付ける話し方」「健康になる食べ方」
「頭がよくなるノートの使い方」「思考術がどうの」

「成功する時間の使い方」「１０才若返るほにゃらら」
「リーダーシップのなんちゃら」「人間関係がうまくいくナントカ」
・・・などなど、

確かにこの本棚を見ていたら、
「このままじゃダメなんだ。変わらなきゃ！」と、

強迫観念が沸いてきます。

書店だけではありません。

テレビや雑誌、電車の中の広告まで、
どこを見ても変わるための情報だらけです。

毎日、目にする膨大な情報が、
あなたの良さを見えなくしています。

そして、毎日
「変わらなきゃ」というメッセージを、
繰り返し刷り込まれてきたというわけです。

改めて言います。

あなたは、変わらなくてもいいです。

そのままで、いいんです。

あなたのいいところまで全否定して、
自分を変える必要などありません。

もし、現実を変えたいのなら、

「あなたを変える」のではなく、
別のところを変えるだけでいいのです。

変えるところ
【その１・方法を変える】

・難しいことをするのをやめて、カンタンなことをする

変えるところ
【その２・モデリング対象を変える】

・天才の成功法則をマネするのをやめて、凡人でもできる方法を選ぶ

とにかくみんな、
難しいことをしすぎです。

苦労しないと成功できないと思っているから、

わざわざイバラの道を、
傷つきながら歩く人がとても多いのです。

すぐ隣には、
歩きやすい花咲く散歩道があるというのに。

ビジネスは、
幸せになるための手段ですからね、

シリアスになりすぎず、
明るく、楽しくいきましょうよ。

そんな方法を、あなたに直接お会いして、
詳しく話したいと思っています。

ぜひ、あなたの悩みを聞かせて下さい。

東京・大阪・福岡・名古屋と、
あなたの近くまで会いにいきます。

確実にひとりひとりと話ができるよう、
各会場とも、少人数制にしているので、

今すぐ、都合のいい日程を選んで、
私に知らせてくださいね。
→　http://jcapromo.com/t-con/thanks/

高橋久美子

追伸・・・

天才は入場禁止です。