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2018-04-09

「死」に直面する

サワディカー
高橋久美子です。

週末は、バンコクから飛行機で一時間の
タイの農村部を訪れました。

ある農家に泊めていただいたのですが、

その日は、そこで飼っているニワトリを
ご馳走していただけることになりました。

庭を数十羽のニワトリが、
コッココッコと走り回っているのですが、

その中から、一羽を捕まえます。

細い紐でワナを作り、
ワナの真ん中に餌のコメを撒いておびき寄せるという、

マンガで見るような、
なんとも古典的な方法です。

ワナをかけて10分ほど。

ニワトリたちも気づいているのか、
なかなかワナにかからないなぁ・・・と、

思っていたら、

「つかまえたよー!(←もちろんタイ語)」と、
9才くらいの男の子が、
得意そうに笑顔でニワトリを抱えて走ってきました。

他の子どもたちが、
お皿とナイフを用意して、

ニワトリを持った男の子の周りに集まってきました。

ひとりの女の子がニワトリの足を持ち、

捕まえた男の子は、
ニワトリの頭の部分を引っ張ります。

首の羽をむしったかと思うと、

「プッ」と、
あっさり、首にナイフを入れました。

切り口をじょうずにお皿の上で傾けて、
血をしぼり出します。

ニワトリを「シメる」ところを、
目の前で、初めて見ました。

「キャー!かわいそう!」と、
目を覆う女の子はいません。

みんな、しっかり周りにいて、
次の手順のお手伝いをしてくれます。

いつの間にか、
誰かが沸かしてくれていた熱湯が入った鍋に、
ニワトリをさっとつけます。

そして、次には、
みんなで羽をむしります。

熱湯につかったせいか、
意外に簡単そうに、きれいにむしれていきます。

と、その時です。

仲間のニワトリが集まってきて、

むしった羽を、
バクバク食べているではありませんか。

シメたニワトリの家族も、
しっかり食べています。

羽だけではありません。

その後でもらえるはずの腸なども、
楽しみに待っていて、取り合いになっていました。

庭にある竹で串を作り、
あっという間に、おいしい焼き鳥になりました。

頭も、足も、骨も、
犬やニワトリが全部食べてしまうので、

最後は跡形もなくなりました。

ある意味、
食べるために生まれてきた命なので、

食べられずに病気で死んでしまうより、
食べられることのほうが、

ずっと幸せなことかもしれません。

昔は日本でも、
こんな風景があちこちで見られたのだと思うのですが、

今では、おそらく、
何才以上じゃないと見せちゃダメとか、
言われるのだと思います。

しかし、ここの地域では、

ニワトリを捕まえるのから、
焼き鳥にするまで、

ほとんどの工程を、
子どもたちがやってくれました。

ここでは、作り物ではない、
リアルな現実が、いつも目の前にある生活です。

たくさんの植物と、動物、
そして、さまざまな年代の人が一緒に暮らしています。

自分の周りが、
生命体だらけなのです。

すごく近くにたくさんの「命」があって、
その分、「死」に直面する場面も多い。

どっちがいいとか悪いとかではないですが、

日本の子供とは、
明らかに「目にするもの」が違います。

たくましさと生命力、
エネルギーを感じます。

ただ、
こんな話をすると、

「東南アジアの農村部は、昔の日本みたい。

野蛮で、貧しくて、遅れているイメージ」

を持つ人もいるかもしれません。

ところが、
それは大間違いなのです。

ちょっとメールが長くなったので、
今日はこのへんにしておきますが、

次回は、
東南アジアの農村部の収入源について、

話をしたいと思います。

それでは、コップンカー。

※ニワトリの様子は、
私の個人FBで動画を公開しています。
↓ ↓
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1651443524942772&id=100002314224163

※次回の全国ツアー日程はコチラから

いろんな地域を廻るので、
ぜひ、私に会いに来てくださいね。
↓ ↓ ↓
http://www.nikkeisangyou.com/mbs2018/

高橋久美子

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